ロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のヤニ・ツェン(台)が本領を発揮し、21位タイから優勝圏内に急浮上した。

 米女子ツアー最終戦、CMEグループ・タイトルホルダーズは現地時間19日、フロリダ州のグランド・サイプレスGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。今季2勝目を狙うサンドラ・ガル(独)とツアー未勝利の朴ヒーヨン(韓)が通算7アンダーで首位に並んだが、上位は5打差に8人がひしめく混戦模様となった。

 1打差の単独3位にロレックスランキング2位のスーザン・ピーターセン(ノルウェー)、2打差の単独4位にポーラ・クリーマー(米)がつけ虎視眈々と逆転を狙う展開。前日トップのナ・エン・チョイ(韓)は3つスコアを落とし、通算4アンダーで5位タイに後退している。

 苦戦したチョイとは対照的に、この日スコアを伸ばしたのがツェン。「初日、2日目とあまりにも酷い内容だったので、今日はラウンド前にキャディと賭けをしました。もし私が3アンダー以上をマークしたら100ドル(約7,700円)ね、って。そのせいかどうかわかりませんが、このコンディションで6アンダーは上出来です」の言葉通りノーボギーの『66』と爆発し、通算4アンダーでチョイと並ぶ5位タイに浮上した。

「昨日までに比べてショットが良くなったのと、余計なことを考えず前向きにパットに向き合えたところが良かったです」とツェン。リーダーボードを駆け上がり「自分の名前がそこにあるとテンションが上がる」とトレードマークの笑顔を振りまいた。最終日、逆転での今季8勝目を手にするか注目が集まる。

 一方、日本勢は低調なラウンド。宮里藍はこの日もボギーが先行する苦しい立ち上がりで前半を1オーバー37で折り返すと、後半も1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばせず1オーバー73。通算2オーバー15位タイに足踏み状態となった。宮里美香は3バーディ、3ボギーのイーブンパー72で回り、藍と同じ通算2オーバー15位タイにつけている。いよいよ今シーズンも最終日の18ホールを残すのみ、日本勢2人には悔いのないラウンドで2011年シーズンを締めくくってもらいたい。